令和6年度後期在外公館長表彰の発表

令和7年3月31日
 3月31日、金杉憲治駐中国日本国大使は、長年両国の友好関係や理解促進等に貢献した6個人、1団体への令和6年度後期在外公館長表彰授与を決定しました。
 
受賞者は以下のとおりです。(個人・団体の順、五十音順)
【個人】今江友博 株式会社平成商事 代表取締役
【個人】王昌恩(オウ・ショウオン) 留日学人活動ステーション常務副主任委員、千葉大学中国学友会会長
【個人】小柳秀明 公益財団法人 地球環境戦略研究機関 北京事務所長
【個人】杉山定久 一般財団法人日中人材育成協会理事長
【個人】張夫也(チョウ・フヤ) 清華大学美術学院教授、中国芸術研究院教授、留日学人活動ステーション理事
【個人】李庚(リ・コウ) 李可染画院院長
【団体】天津市武道弘毅剣道運動倶楽部
 
●今江友博 株式会社平成商事 代表取締役
中国に進出する日系企業のマッチングを含め、長年にわたって日中間のビジネス関係強化をサポートし、地方間交流の促進にも注力するなど、改革開放後の日中民間交流の促進に大きく貢献。
 
●王昌恩(オウ・ショウオン) 留日学人活動ステーション常務副主任委員、千葉大学中国学友会会長
留日学人活動ステーションにおいて長く常務副主任を務め帰国留学生会の活動を支え続けてきたほか、千葉大学中国学友会を設立し会長として長きにわたり日中の交流促進に尽力した。
 
●小柳秀明 公益財団法人 地球環境戦略研究機関 北京事務所長
1997年JICA専門家として日中友好環境保全センターに派遣されて以来、長きにわたり、日中環境協力プロジェクトに尽力するとともに、長年にわたり執筆活動を行い中国の環境問題の現状と対策について発信するなど、日中間の環境協力と相互理解の促進に貢献。
 
●杉山定久 一般財団法人日中人材育成協会理事長
中国において私財を投じて古本の贈与、奨学金の給付、企業経営者育成プログラムを実施する等、長年にわたり人材育成を通じた日中間交流に貢献。
 
●張夫也(チョウ・フヤ) 清華大学美術学院教授、中国芸術研究院教授、留日学人活動ステーション理事
留日学人活動ステーションの副主任委員として日中留学生等交流を推進するとともに、清華大学美術学院教授及び中国芸術研究院教授を務め、日本の美術を中国に紹介するなど美術交流の推進に尽力した。また、JETプログラム選考委員を長く務めることで日中の交流促進に貢献した。
 
●李庚(リ・コウ) 李可染画院院長
京都での留学・教学経験を持つ李庚氏は、国家級の美術研究機関である李可染画院の院長として、浮世絵展、書画展、各種講座の開催等を通じ、日中文化芸術交流の促進に大きく貢献。
 
●天津市武道弘毅剣道運動倶楽部
2004年に天津市武道弘毅剣道運動倶楽部設立の後、剣道・居合道の活動を2005年から20年にわたって行い、この間、天津市内における剣道・居合道の普及、武道を通じた日中文化交流を推進し、日中友好に貢献した。