中国・広東省深圳日本人学校児童死亡事案を受けた中国日本商会・北京日本倶楽部・北京日本人学校と大使館の緊急会合の開催について
令和6年9月19日
1 2024年9月19日17時25分から約60分、在中華人民共和国日本国大使館(以下、大使館)において、中国・広東省深圳日本人学校児童死亡事案を受けた中国日本商会・北京日本倶楽部・北京日本人学校と大使館の緊急会合を開催しました。
2 冒頭、1分間の黙祷を行い、参加者全員で亡くなられた児童及びご家族の方々に弔意を表しました。
3 その後、横地晃次席より、今次事案において日本人学校の児童が逝去されたことに対し、深い悲しみを禁じ得ず、心からのお悔やみを申し上げる、御家族の御心痛は察するに余りある、政府としては引き続き全力で御家族の支援にあたっていく旨述べました。その上で、事案の概況を説明するとともに、これまでの大使館及び在広州総領事館(以下、広州総)による対応について説明し、とりわけ大使館からは中国政府、広州総からは深圳市に対して日本人の安全確保について万全を期すことや事実関係の説明等を強く要請したことを紹介しました。また、現地に広州総領事を派遣し必要な支援を実施していることや、中国内の日本人学校に対する登下校の警備強化の要請、領事メールによる注意喚起の発出、大使館による半旗の掲揚等などについて情報共有を行いました。また、横地晃次席より、本19日午後、金杉憲治大使は、孫衛東外交部副部長と電話会談を行い、金杉大使から、日本政府として尊い人命が奪われる事態となった本件について極めて深刻に受け止めており、大変遺憾である旨を述べ、事件の背景を含めた詳細情報の迅速な共有や、邦人の安全確保、日本人学校の警備強化を強く要請し、二度とこのような痛ましい事件が起きないよう、再発防止策を講じることを求めたことを紹介しました。
4 その後、本間哲朗中国日本商会会長より、中国日本商会として、亡くなられた児童に心からのご冥福をお祈りするとともにご家族に謹んで哀悼の意を表する、本件の発生を極めて深刻に受け止めており6月の蘇州での事案に続きこのような事案が発生したことは極めて遺憾である旨の発言がありました。また、これまでも日本政府及び中国政府に対して邦人の安全確保を強く求めてきた、昨18日は商会幹部とともに金杉大使に面会し在中邦人の安全確保を求めたところ、日本企業の従業員とその家族の安心と安全は日本企業が中国で活動するための基本である、今回の事件を受けて邦人の安全確保を両国政府に強く求めるとともに事件の背景を含めた詳細情報を速やかに明らかにすることを求めたい旨、発言がありました。
5 続いて、吉屋浩樹北京日本倶楽部会長より、北京日本倶楽部として、亡くなられた児童のご冥福をお祈りするとともにその御家族に対し心からの哀悼の意を表する、このような事件を大変重く受け止めており大きな衝撃を受けているとの発言がありました。また、6月には蘇州市で日本人学校のスクールバスが襲撃されるという事件も発生しており今回の痛ましい事件は生活の安全に対する懸念や不安を高める結果となったが、在留邦人の不安や懸念を払拭し安心して生活できる環境を整えるため関係団体との情報提供や安全喚起などの連携をいつも以上に図ってほしい、事件の詳細や進捗状況について迅速かつ透明性のある情報提供を求めるべく中国当局への働きかけをお願いしたい旨、要請がありました。
6 次に、細野輝彦在中国日本国大使館附属北京日本人学校校長より、北京日本人学校として、児童が逝去されたことに対して心からご冥福をお祈りするとともに御家族の心中を察すると言葉に詰まるとの発言がありました。また、保護者の間では不安が広がっているが、日本人学校としては保護者の声に耳を傾けて安心して学校に通えるようにしたい、大使館の支援・情報共有をよろしくお願いしたい旨の要請がありました。また、本事案を受けた、北京日本人学校における警備体制の強化の現状について共有がありました。
7 その後、意見交換が行われ、横地次席より、本年6月に蘇州日本人学校のスクールバスが中国人男性に襲われ、日本人母子が切りつけられて負傷し、中国人女性が亡くなる事件が発生したばかりであり、それに続いて今回も尊い人命が奪われることになったのは大使館としても忸怩たる思いである、本日のやりとりも踏まえ、中国側に対し引き続き、邦人の安全確保、事件の背景を含めた詳細情報の真摯かつ明確な説明や迅速な情報共有、日本人学校の警備強化を強く求めていく旨述べました。その上で、引き続き、中国日本商会、北京日本倶楽部、北京日本人学校をはじめとする在留邦人と緊密に情報提供・連携していくことを確認しました。
2 冒頭、1分間の黙祷を行い、参加者全員で亡くなられた児童及びご家族の方々に弔意を表しました。
3 その後、横地晃次席より、今次事案において日本人学校の児童が逝去されたことに対し、深い悲しみを禁じ得ず、心からのお悔やみを申し上げる、御家族の御心痛は察するに余りある、政府としては引き続き全力で御家族の支援にあたっていく旨述べました。その上で、事案の概況を説明するとともに、これまでの大使館及び在広州総領事館(以下、広州総)による対応について説明し、とりわけ大使館からは中国政府、広州総からは深圳市に対して日本人の安全確保について万全を期すことや事実関係の説明等を強く要請したことを紹介しました。また、現地に広州総領事を派遣し必要な支援を実施していることや、中国内の日本人学校に対する登下校の警備強化の要請、領事メールによる注意喚起の発出、大使館による半旗の掲揚等などについて情報共有を行いました。また、横地晃次席より、本19日午後、金杉憲治大使は、孫衛東外交部副部長と電話会談を行い、金杉大使から、日本政府として尊い人命が奪われる事態となった本件について極めて深刻に受け止めており、大変遺憾である旨を述べ、事件の背景を含めた詳細情報の迅速な共有や、邦人の安全確保、日本人学校の警備強化を強く要請し、二度とこのような痛ましい事件が起きないよう、再発防止策を講じることを求めたことを紹介しました。
4 その後、本間哲朗中国日本商会会長より、中国日本商会として、亡くなられた児童に心からのご冥福をお祈りするとともにご家族に謹んで哀悼の意を表する、本件の発生を極めて深刻に受け止めており6月の蘇州での事案に続きこのような事案が発生したことは極めて遺憾である旨の発言がありました。また、これまでも日本政府及び中国政府に対して邦人の安全確保を強く求めてきた、昨18日は商会幹部とともに金杉大使に面会し在中邦人の安全確保を求めたところ、日本企業の従業員とその家族の安心と安全は日本企業が中国で活動するための基本である、今回の事件を受けて邦人の安全確保を両国政府に強く求めるとともに事件の背景を含めた詳細情報を速やかに明らかにすることを求めたい旨、発言がありました。
5 続いて、吉屋浩樹北京日本倶楽部会長より、北京日本倶楽部として、亡くなられた児童のご冥福をお祈りするとともにその御家族に対し心からの哀悼の意を表する、このような事件を大変重く受け止めており大きな衝撃を受けているとの発言がありました。また、6月には蘇州市で日本人学校のスクールバスが襲撃されるという事件も発生しており今回の痛ましい事件は生活の安全に対する懸念や不安を高める結果となったが、在留邦人の不安や懸念を払拭し安心して生活できる環境を整えるため関係団体との情報提供や安全喚起などの連携をいつも以上に図ってほしい、事件の詳細や進捗状況について迅速かつ透明性のある情報提供を求めるべく中国当局への働きかけをお願いしたい旨、要請がありました。
6 次に、細野輝彦在中国日本国大使館附属北京日本人学校校長より、北京日本人学校として、児童が逝去されたことに対して心からご冥福をお祈りするとともに御家族の心中を察すると言葉に詰まるとの発言がありました。また、保護者の間では不安が広がっているが、日本人学校としては保護者の声に耳を傾けて安心して学校に通えるようにしたい、大使館の支援・情報共有をよろしくお願いしたい旨の要請がありました。また、本事案を受けた、北京日本人学校における警備体制の強化の現状について共有がありました。
7 その後、意見交換が行われ、横地次席より、本年6月に蘇州日本人学校のスクールバスが中国人男性に襲われ、日本人母子が切りつけられて負傷し、中国人女性が亡くなる事件が発生したばかりであり、それに続いて今回も尊い人命が奪われることになったのは大使館としても忸怩たる思いである、本日のやりとりも踏まえ、中国側に対し引き続き、邦人の安全確保、事件の背景を含めた詳細情報の真摯かつ明確な説明や迅速な情報共有、日本人学校の警備強化を強く求めていく旨述べました。その上で、引き続き、中国日本商会、北京日本倶楽部、北京日本人学校をはじめとする在留邦人と緊密に情報提供・連携していくことを確認しました。