令和6年度前期在外公館長表彰の発表

令和6年9月30日
    9月30日、金杉憲治駐中国日本国大使は、長年両国の友好関係や理解促進等に貢献した12個人、4団体への令和6年度前期在外公館長表彰授与を決定しました。
 
      受賞者は以下のとおりです。(個人・団体、五十音順)
【個人】夏光(カ・コウ) 日中友好環境保全センター元副主任
【個人】黄業茹(コウ・ギョウジョ) 日中友好環境保全センター国家環境分析測定試験センター元主任
【個人】駒澤千鶴 天津科技大学・外籍教師
【個人】周妍(シュウ・ケン) JICA中国事務所職員
【個人】薛桂霞(セツ・ケイカ) 中国農業科学院農業経済発展研究所元主任
【個人】宋鉄棟(ソウ・テツトウ) 日中友好環境保全センター元主任
【個人】曽我井充昭 日本料理「錦食屋」料理長
【個人】程春明(テイ・シュンミン) 日中友好環境保全センター共産党委員会元書記
【個人】董旭輝(トウ・キョクキ) 日中友好環境保全センター前副主任
【個人】唐丁丁(トウ・テイテイ) 日中友好環境保全センター元主任
【個人】冨樫智 一般財団法人オイスカ国際カレッジ理事、千葉大学非常勤講師
【個人】李国剛(リ・コクゴウ) 日中友好環境保全センター元副主任
【団体】一般財団法人オイスカ国際カレッジ
【団体】茶道裏千家淡交会北京同好会
【団体】日中友好環境保全センター
【団体】北京日本人剣道同好会
 
●駒澤千鶴 天津科技大学・外籍教師
長きにわたり、日本語教師として中国の学生の指導に尽力。また、北京日本語教師会の世話役として日本語教師の指導力向上等に努めることにより、中国における日本語教育・日本文化の普及と促進に貢献。
 
●周妍(シュウ・ケン) JICA中国事務所職員
JICA現地職員として20年以上、研修業務、帰国研修員同窓会、草の根技術協力事業、ボランティア事業等の対中ODA事業に従事し、数多くの新規案件の発掘・立ち上げにも尽力し、中国の経済発展と日中関係の強化に貢献。
 
●薛桂霞(セツ・ケイカ) 中国農業科学院農業経済発展研究所元主任
中国農業科学院における日本側研修生の受入れへの協力、日中の農業関係者が交流する機会のアレンジ等、長年にわたり農業分野の日中間交流に貢献。
 
●曽我井充昭 日本料理「錦食屋」料理長
中国における日本料理の調理師としての長年の活動や、当館主催のイベントにおける日本食の提供等、長年にわたり当地における日本食の普及に貢献。
 
●冨樫智 一般財団法人オイスカ国際カレッジ理事、千葉大学非常勤講師
中国国内の緑化事業、特に内モンゴル自治区阿拉善盟における砂漠緑化事業に20年以上取り組み、現地の生態環境の改善、住民の現金収入の向上に貢献し、更に日中の相互理解を促進した。また、近年では内モンゴル自治区での経験を活かしてウズベキスタンやモンゴルでの緑化事業にも取り組んでいる。
 
●一般財団法人オイスカ国際カレッジ
香港、上海、広州で長年在留邦人向けに幼稚園を運営するとともに、2002年に「日中青少年友好植林フォーラム」を実施。その後、日中緑化交流基金の助成のもと、湖北省、重慶市、海南省等での植林プロジェクトを実施するとともに、内モンゴル自治区阿拉善盟での砂漠緑化事業に長年取り組み、現地の生態環境の改善、住民の現金収入の向上に貢献し、日中の相互理解を促進した。
 
●茶道裏千家淡交会北京同好会
1991年に茶道裏千家淡交会北京同好会が設立され、1998年に裏千家が日中青年交流センター4階に設置した、茶室・青交庵を拠点として以来、裏千家茶道の稽古を実施。日本人と中国人が茶道を通じ、言語や文化習慣を超え、日中の文化交流の促進及び友好親善に貢献。また定期的に外部の方を招き、茶会を開催するなど当地における日本文化促進に貢献。
 
●日中友好環境保全センター
唐丁丁(トウ・テイテイ) 日中友好環境保全センター元主任
宋鉄棟(ソウ・テツトウ) 日中友好環境保全センター元主任
程春明(テイ・シュンミン) 日中友好環境保全センター共産党委員会元書記
夏光(カ・コウ) 日中友好環境保全センター元副主任
李国剛(リ・コクゴウ) 日中友好環境保全センター元副主任
董旭輝(トウ・キョクキ) 日中友好環境保全センター前副主任
黄業茹(コウ・ギョウジョ) 日中友好環境保全センター国家環境分析測定試験センター元主任
日中友好環境保全センターは、1988年に日中平和友好条約締結10周年を記念して当時の日中総理の間で設立が合意され、1996年に日本の無償資金協力と中国政府の資金により北京市内に開所して以来、長年にわたり日中間の環境協力の中核的拠点として貢献。
 
●北京日本人剣道同好会
1997年に発足以来、日本人剣道愛好家が中国にて剣道を続け、初心者や子どもの育成にあたる。日本文化紹介イベントなどでは、剣道の紹介や演武を実施、参加者の剣道体験を支援するなど、当地における剣道の普及と発展に貢献。また、中国各地で開催される昇段審査会や剣道大会、講習会などに本同好会から審査員や審判員、通訳などを派遣し、日中剣道交流に貢献。