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甘粛省通渭県中日友好メタンガス貯蔵池建設計画の竣工式典を開催

(10.05.13)

 

 

 5月13日、草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「甘粛省通渭県中日友好メタンガス貯蔵池建設計画」の竣工式が現地で行われました。竣工式には、当館より奥書記官、中国側より趙衆偉・通渭県委副書記ほかが出席しました。

 

 

(1)案 件 名:甘粛省通渭県中日友好メタンガス貯蔵池建設計画


(2)被供与団体:プラネットファイナンス北京代表処


(3)案件概要:

 通渭県鶏川鎮にある許堡、上馬、太平3村のモデル家庭170戸に対し、メタンガス貯蔵池(家畜小屋地下に設置)を建設するための資金を供与する。なお、ガス回収用のゴム管(貯蔵池より家庭内まで回収)、ガスコンロその他の附属設備一式は甘粛省通渭県郷村発展協会による資金にて整備する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ:
 通渭県は、甘粛省の省都・蘭州市から南東へ約180kmの距離に位置し、年平均気温7.6℃、年降水量340mmと寒冷乾燥の厳しい環境下にある。さらに、土地は保水力に乏しい黄土に覆われており、肥沃な土壌に恵まれていないため、農業の産業基盤は脆弱で、また他に特筆すべき産業も無い。県民平均年収は1,700元(約2万6千円)に満たず、非常に貧困であるため、同県は国家級貧困県に指定されている。本件プロジェクト・サイトであり同県東部に属する鶏川鎮は更に貧しく、鎮民平均年収は1,500元(約2万3千円)を下回る。


 プロジェクト・サイトの地域住民は、日々の食事の煮炊きの際、薪や乾燥した麦の茎などを主な燃料としている。1日に必要な燃料は、例えば5~6人の家庭の場合、乾燥茎にして20kg近くに達する。これら燃料は、住民自身が毎日大きな籠を抱えて収集しに行く必要があり、住民は日々の燃料確保のため多大な労力を費やしている。


 薪や乾燥茎といった燃料の恒常的な使用は、地域の自然破壊につながり、また、使用時には大量の煤を発生するため大気汚染の主な要因ともなる。各家庭の厨房は天井が真っ黒になっており、自然環境、延いては厨房で日々家事を行う女性の健康への影響も懸念されるところである。


 メタンガスは家畜や人の糞尿から自然発生するもので、これを薪や乾燥茎に代わる主燃料として利用することは、燃料収集にかかる労働負担の軽減、自然環境の保護につながる。さらに、屋内にガス灯を取り付けることで照明としても利用でき、この他ガス発生後の残留物は良質な肥料として利用できるなど多面的なメリットに富んでいるため住民のニーズも高く、メタンガス回収利用システムは主に中国内陸部で急速に普及が進んでいる。


 同県としても労働負担軽減、自然環境保護などの観点からメタンガス利用を広めたい考えであるが、前掲の通り当県は国家級貧困県で財政状況は厳しく(2006年財政収入:2,216万元、支出:3億余元)、また被供与団体においても普及を進めるのに十分な予算措置をとることが困難であるため、日本政府に援助を申請越したものである。

 

(5)裨益効果:
 許堡、上馬、太平3村のモデル家庭170戸873名(許堡村:60戸292名、上馬村:70戸386名、太平村:40戸195名)の燃料収集にかかる労働負担が軽減される。また、メタンガスを代替エネルギーとして利用することで、地域の自然環境保護、農業生産効率の向上、住民の健康増進に寄与する。


(6)供与限度額:86,194米ドル(2007年8月6日現在:9,998,504円、649,902元相当)



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