新型コロナウイルス感染症(天津市における市中感染の発生に伴う注意喚起)
令和2年11月18日
●天津市では、最近、複数の市中感染症例が発表されています。
●また、新型コロナウイルス感染症を巡る中国国内外の状況等を踏まえ、移動制限を含め、各種防疫措置が強化されています。
●例えば、11月18日に、天津市在住の邦人の方が天津ナンバーの車両で天津市から北京市内へ高速道路を走行中、北京市通州区永楽の検問所にて、低リスク地からの移動であるにも関わらず、区内の一部が中リスク地となっている「濱海新区」から来た者が、新型コロナウイルスPCR検査陰性証明の提示を求められ、所持していなければ通行できないという事案が発生しました。当館が北京市人民政府外事弁公室に照会したところ、現在の状況を踏まえると各地現場では独自に規制を強化することが起こり得るとのことです。当館からは、規制内容を予め明確にすることなどを中国側に申し入れています。
●引き続き、中国当局の発表や住居、宿泊ホテル、空港、駅などにおける防疫措置に関する最新情報の入手に努めるとともに、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。
(感染症リスク評価)
●「中リスク」や「高リスク」の具体的な地域については、中国国務院のプログラム等により最新情報を確認するように努めて下さい。