新型コロナウイルス感染症（青海省発表：国外から青海省に戻る者に対する医学観察隔離措置等）

●3月19日，青海省政府は，国外からの感染症の流入を防ぐことを目的として，厳格な管理を行うことを発表しています。主な内容は以下のとおりです。

・ビックデータの検討・評価を通じて，青海省に停留している国外から来た者と居住している外国籍の者の出入境に関する情報を全面的に調査する。

・空港，駅等重要地点に，検査所，隔離エリアを設置し，職員を配置し，国外から青海省に戻る者を（他の乗客とは）隔離した上で応対し，身分登録，健康調査等の業務を行う。

・全ての公安機関は，予防・コントロール共同メカニズムの役割を果たし，入口の点検，厳密な検査を行い，フォローアップを強化し，国外から青海省に戻る者への医学観察隔離措置を厳格に行う。

●措置の具体的な内容については，地域や住まいによって異なる可能性もありますので，これから日本等から青海省に戻る予定の方・訪問予定の方は青海省及び各市・県政府当局の発表に留意いただくとともに，お住まいのマンションやホテル等に対し，具体的にどのような措置を講じているかなどを確認するなど，最新情報の収集に努めるとともに，適切に対応して下さい。

○青海省政府の発表（該当部分は最後の段落）

　http://www.qh.gov.cn/zwgk/system/2020/03/20/010354478.shtml

※日本政府は現在，「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」を実施しています。本件措置のうち，特に「2　検疫の強化」については，中国（香港及びマカオを含む。）から入国される日本人の皆様も対象となっていますので，ご注意ください。また，「3　航空機の到着空港の限定等」についてもよくご確認ください。更に今般「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されましたので，併せてご確認下さい。

また，検疫の強化については，厚生労働省がQ＆Aを出していますので，こちらもご確認下さい。

在中国日本国大使館のホームページでは，新型コロナウイルス関連情報をまとめて掲載していますので，併せご参照ください。

在中国日本国大使館（領事部）